はじめに

ブログコンセプト

この度は『育児と暮らし、そして仕事と。』にご訪問頂きありがとうございます。

目次

当サイトのコンセプト

こちらのブログは管理人である私の経験を元に、働くママ・パパに向けたこころが安らぐ育児と暮らしを発信するブログです。

育児をしながら家事を分担し、育児休暇を取得しながら働くママ・パパが増えた現代。
夫婦ともに協力しあいながら、バリバリ仕事をこなすママ・パパ達を会社で目にする日々です。

私の世代は、まだまだ昭和家庭の色が多く残った人が多いと改めて思います。
実際データとしても50代と40代では、パパの家事・育児分担率に大差があります。

私たち世代の男性がダメなのではなく、その親たちが昭和を生き抜いてきた団塊の世代に「THE 昭和理論」で育てられたので、ある意味仕方ないです。

私たち世代は男性のみならず、女性も昭和思考が抜けていない人も多いのではないかと思います。

私は出産後、専業主婦の母にこう念を押されました。

『私は家事をやってもらえなかったんじゃない。男に家事をやらせなかったんだ。
男は仕事、女は家事・育児。 育児くらいで男に仕事を休ませるんじゃないよ。
どうしても手が足りない時は、私を呼びなさい。』

と。
今の世代の人たちじゃなくても、違和感ある言葉ですよね、きっと。
でも私はここに違和感を全く持っていませんでした。

なぜなら私自身がそういう家庭で育ったからです。

自分が育った環境にプラスして、この言葉が私の中にグッサリ入り、実家と離れた東京でほぼワンオペ子育てをしてきました。

息子は内臓疾患が2つあり、1つは生後8ヶ月で6時間の大手術を受けているため、3歳半になるまでは頻繁に都心の大きな病院まで通院しなければなりませんでしたが、どんなに大変な大きな検査であっても、大荷物を一人で抱え電車で息子を連れて病院へ行っていました。
夫に仕事を休ませることも、頼ろうとする気持ちすらなく、それが「当たり前」と思って育児をしてきたのです。

元夫も仕事しかしていない父と専業主婦の母に育てられているため、私みたいな考えで好都合だったと思います。

それでも、休日などは息子と公園へ行ったり、好きな電車を見せに行ったり、わざわざ電車に乗りに行ったりと、夫なりに子供と向き合ってくれていたので、父達よりは育児に協力してくれた方だと思います。
私もそんな夫を「協力的な夫」と思い、何も違和感なく日常の子育てをほぼ一人で行ってきました。

しかし。
これは私が専業主婦だったから問題なく成り立っていた事であり、その後働くようになってからは本当は私自身は疲弊していました。

子供が完治した事を機に派遣社員として仕事復帰をしましたが、わが家の生活習慣は私が専業主婦の時のまま変わりませんでした。

子供を保育園に通わせるようになっても送り迎えは100%私ですし、フルタイム勤務で残業があろうと家事・育児は分担制ではありませんでした。

営業マンの夫は家にいないことも多いですし、地位が上がれば更なる責務が増えていきますから、私が専業主婦であろうとなかろうと、わが家の平日は母子家庭みたいな状態でした。

これがイヤで「元夫」になったわけではありませんが、THE昭和の理論を自分の中に植え付けてしまったがために、わが家に溝ができていったのは一つの原因かなと思います。

自分がツラくてもツライと言わない生活は、私自身をどんどん追い込んでいき、私は身体を壊してしまうのですが、それでも『自分が家事をやらなければ』と思い続けていた状況はやはり異常だったと思います。

息子が二十歳になった年。
これまでの自分の人生を振り返る良いキッカケとなり、私の方から離婚したい旨を申し出て、半ば強引に離婚してもらいました。

そしてこれを機に、自分のすべてを「元に戻そう」という意識へと変わり、今に至ります。

育児・家事分担という時代に、私の話しは極端すぎるように聞こえるかもしれません。

ですが、状況や考え方が違っても、今は今のスタイルでストレスを抱えてる人は多いのが現実です。

「育児休暇」「時短勤務」なんていう制度があっても、職場の多忙を理由に時短勤務が出来ていない人も多いですし、パパも仕事と家事・育児の責務でうつ病にまで発展している人が多いのが現状です。

子育てをしている最中は皆、家事に子育てにと一生懸命です。
一生懸命になりすぎていても「もっと一生懸命やらなければ」と自分を追い詰めてしまう事だってあります。

私自身が根詰めすぎた育児をしてしまったため、もっとのんびりと頑張りすぎなくても良かったなぁと思うので、がんばるママ・パパに向けて「頑張りすぎなくても子供は立派に育つから大丈夫だよ。自分を大切にしましょうね」とお伝え出来たらいいなと思ってこのブログを立ち上げる事にしました。

子育て終了した世代が見てきた世界を、何かの参考にして頂けたらいいなと思います。

どうぞよろしくお願いいたします。

サイト管理者について

プロフィール画像

  • TOMO│TOKYO/CHIBA
  • 子育て終了世代
  • 👦Born in 2003、同居人(元夫)×1

保育園⇒公立小⇒中学受験⇒中・高・大附属校在学中
「安定」「確実性」のない夢を追いかけている最中

子育て終了世代∽育休後アドバイザー

  • 私についての詳細:

大手企業OLを出社まで約10年勤務

👦に先天性の疾患が2つあり入退院・手術・通院と5年間は育児オンリーの生活でした。
1つは重症だったので手術し完治、もう1つの軽度なので検査観察の心疾患です。
この疾患による生活制限や投与はなく、年一の検査以外は健常児と同じ生活を送っています。

私自身にキャリア思考はありませんでしたが生活のため、また、徒党を組んでいる近所のママ達から離れるために派遣社員として仕事復帰しました。

その一方で『家にいながら仕事をしたい』という思いがあり、育児・家事・仕事の傍ら寝る時間を削ってWebマーケティングやWebデザインの勉強をして、身体を壊すまではフリーランスとして活動していました。

こうした経緯がある中で大手企業のみ10社以上の会社を渡り歩いてきた私の人生。

このたくさんの経験は、1つの会社で長期間正社員でいるバリキャリの人達にはない、広い視野や情報を得る貴重な経験だったと思っています。

また、ご縁があり育休後コンサルタントの第一人者の先生と知り合った事をキッカケに自身でも育休後アドバイザーを受講しアドバイザーとなりました。

この経験を発信していき、少しでも働くママ・パパのこころが安らげるような配信をしていきたいと思います。

どうぞよろしくお願いいたします。

TOMO🌹

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次